訪問看護とは

住み慣れたご自宅で快適な療養生活を送れるよう家族の方も含めてサポートさせていただきます。

  • 病気やけがなどで、寝たきりや寝たきりになる可能性のある方
  • ご自宅で継続して療養を希望されている方
  • 最期まで自宅で迎えたい方

このような状況などで訪問看護を希望される方、かかりつけ医師が訪問看護を必要と認めた方なら、どなたでもご利用いただけます。

医療法人ハートフリーやすらぎ 訪問看護ステーションハートフリーやすらぎ:訪問看護とは

介護保険による訪問看護

【対象者】

  • 介護保険の被保険者で、要介護認定を受けた方
  • 40歳以上65歳未満で特定疾病の方

【導入までの流れ】

  • 居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)または、地域包括支援センターへ相談
  • 訪問看護の利用申し込み(訪問看護ステーションに連絡)
  • 医師から訪問看護指示書発行(1割負担 300円、2割負担 600円を医師へ支払い)
  • 訪問看護導入

【介護保険利用料金概要】

※”利用料”は10割で表記しています。

1)指定訪問看護ステーションの場合(要介護) [単位:円]
【看護師】 20分未満 30分未満 30分~60分 1時間超過
[単位:円] 利用料 利用者
負担
利用料 利用者
負担
利用料 利用者
負担
利用料 利用者
負担
昼間(8-18時) 3,525 1割 353 5,259 1割 525 9,140 1割 914 12,498 1割 1,249
早朝(6-8時)
夜間(18-22時)
4,392 1割 439 6,560 1割 656 11,409 1割 1,140 15,612 1割 1,561
深夜(22-6時) 5,259 1割 525 7,861 1割 786 13,677 1割 1,367 18,714 1割 1,871

リハビリ

[理学療法士]

3,358 1割 336 6,716 1割 672 9,085 1割 909 - - -
1)指定訪問看護ステーションの場合(要支援) [単位:円]
【看護師】 20分未満 30分未満 30分~60分 1時間超過
[単位:円] 利用料 利用者
負担
利用料 利用者
負担
利用料 利用者
負担
利用料 利用者
負担
昼間(8-18時) 3,402 1割 341 5,048 1割 505 8,8180 1割 882 12,076 1割 1,208
早朝(6-8時)
夜間(18-22時)
4,236 1割 424 6,293 1割 630 11,008 1割 1,101 15,078 1割 1,508
深夜(22-6時) 5,070 1割 507 7,539 1割 754 13,199 1割 1,320 18,081 1割 1,809

リハビリ

[理学療法士]

3,247 1割 325 6,494 1割 650 8,784 1割 879 - - -
2)加算
加算 利用料 利用者負担額 [単位:円]
初回加算 3,336 1割 334 初回
緊急時訪問看護加算 6,382 1割 639 1ヶ月に1回
特別管理加算 1)5,560 1割 556 1ヶ月に1回
特別な管理が必要な利用者を対象に算定
2)2,780 1割 278
ターミナルケア加算 22,240 1割 2,224 主治医と連携をもとに在宅で看取りの看護を実施した場合に算定

※小数点以下は繰り上げとなります。

3)その他の費用
加算 利用料 利用者負担額
サービス提供にあたり必要となる利用者の
居宅で 使用する電気、ガス、水道の費用
利用者の別途負担 利用料
エンゼルケア 自費21,600円
(税込)
死亡時のご遺体処置
衛生材料 実費 ガーゼ・綿球・テープなど

【利用料金の例】

※金額は10割で表記しています。

1)Aさんの場合
  • 85歳 女性 認知症・左大腿頸部骨折(術後)
  • 週1日(1回につき60分の訪問)
サービス内容
病状・全身状態の観察、食事状況の確認と指導、皮膚のケア、排泄ケア、介護状態の相談と指導、医師との連携、他サービス提供者との連携 ほか
  要介護 要支援
訪問看護 4回/月 36,560円 35,272円
緊急時訪問看護加算 6,382円 6,382円
合計 42,940円 41,654円
※利用者の負担額
1割:4,294円/2割:8,588円 (小数点以下は繰り上げとなります)
2)Bさんの場合
  • 78歳 男性 直腸がん(術後) 人工肛門
  • 週1日(1回につき60分の訪問)
サービス内容
病状・全身状態の観察、食事状況の確認と指導、ストマ管理、内服管理、介護状態の相談と指導、医師との連携、他サービス提供者との連携 ほか
  要介護 要支援
訪問看護 4回/月 36,560円 35,272円
緊急時訪問看護加算 6,382円 6,382円
特別管理加算(2) 2,780円 2,780円
合計 45,722円 44,434円
※利用者の負担額
1割:4,572円/2割:9,144円 (小数点以下は繰り上げとなります)
3)Cさんの場合
  • 70歳 男性  脳梗塞後遺症・認知症 経管栄養(胃瘻)
  • 訪問看護:週1回(1回につき60分の訪問)
  • 訪問リハビリ:週1回(1回につき40分の訪問)
サービス内容
病状・全身状態の観察、排便コントロール、陰部洗浄、胃瘻管理、内服管理、筋力訓練、座位・立位訓練、ADL訓練、介護状態の相談と指導、医師との連携、他サービス提供者との連携 ほか
  要介護 要支援
訪問看護 4回/月 36,560円 35,272円
訪問リハビリ 4回/月 26,864円 26,864円
緊急時訪問看護加算 6,382円 6,382円
特別管理加算(1) 5,560円 -
合計 75,366円 68,518円
※利用者の負担額
1割:7,537円/2割:15,074円  (小数点以下は繰り上げとなります)

医療保険による訪問看護

【対象者】

  • 介護保険による訪問看護の対象外の方
  • 介護保険対象者の方でも次の方は医療保険の対象者です
    • 厚生労働大臣が定める疾病等の方
    • 急性増悪等により一時的に頻回の訪問看護を行う必要がある方
      (特別訪問看護指示書が必要。月1回14日間が限度。厚生労働大臣が定める方は月2回)

【導入までの流れ】

  • 訪問看護の利用申し込み(訪問看護ステーションに連絡)
  • 医師からの訪問看護指示書発行(1割負担300円、2割負担600円、3割負担900円を医師に支払い)
  • 訪問看護導入
項目 費用
訪問看護基本療養費Ⅰ
(1回の訪問につき)
5,550円(週3日まで)
6,550円(週4日以降)(厚生労働大臣が定める疾病等)
訪問看護基本療養費Ⅱ
(1回の訪問につき)
※同一建物居住者

同日2人迄

  • 5,500円(週3日まで)
  • 6,550円(週4日以降)(厚生労働大臣が定める疾病等)

同日3人以上

  • 2,780円(週3日まで)
  • 3,280円(週4日以降)(厚生労働大臣が定める疾病等)
訪問看護基本療養費Ⅲ
※在宅療養に備えた外泊時
8,500円
(入院中に1回、厚生労働大臣が定める疾病等は入院中に2回)
訪問看護管理療養費
(月の初日)
機能強化型訪問看護管理療養費1 12,400円
訪問看護管理療養費
(訪問2日目以降)
2,980円
24時間対応体制加算
(1ヶ月につき)
6,400円
情報提供療養費(1ヶ月につき)

1,500円(※必要時のみ加算)

市町村の求めに応じ厚生労働大臣が定める疾病などの利用者に係る保健福祉サービスに必要な情報提供

【医療保険利用料金概要】

※金額は10割で表記しています。

1)療養費と加算
2)その他の加算(病状によって下記の料金が加算されます)
加算 金額 算定条件
特別管理加算(1月につき) 利用者の状況で
2,500円、または5,000円
特別な管理が必要な利用者を対象に算定(留置カテーテル、在宅酸素などの使用や、人工肛門を設置している方など)
長時間訪問看護加算(週1回)
(15歳未満の超重症児または準超重症児は週3日まで)
5,200円 特別指示書指示期間の利用者、特別管理加算を算定している利用者へ、90分を超えて訪問看護を提供した場合に算定
緊急時訪問看護加算(1日につき) 2,650円 24時間対応体制加算を算定している利用者へ、緊急時に主治医の指示で計画外の訪問看護を提供した場合に算定
乳幼児加算(1日1回)
幼児加算(1日1回)
1500円 乳幼児(3歳未満)又は幼児(3歳以上6歳未満)の利用者へ訪問看護を提供した場合に算定
複数名訪問看護加算 4,500円(看護師)
3,000円(看護補助者)
厚生労働大臣が定める疾病等の利用者、特別指示書期間中の利用者、特別な管理を必要とする利用者を対象に算定
難病等複数回訪問加算 4,500円(1日2回訪問)
8,000円(1日3回以上の訪問)
厚生労働大臣が定める疾病等又は特別訪問看護指示書の交付を受けた利用者を対象に1日に複数回訪問看護を提供した場合に算定
早朝・夜間加算 2,100円 夜間(18時~22時)又は早朝(6時~8時)に訪問看護を提供した場合に算定
深夜加算 4,200円 深夜(22時~6時)に訪問看護を提供した場合に算定
退院時共同指導加算(1月につき)
(利用者の状態に応じ月2回を限度)
8,000円 退院時に病院職員と共同で指導を行った場合に算定
特別管理指導加算 2,000円 退院時共同指導加算を算定する利用者が厚生労働大臣が定める状態等にある場合に算定
退院支援指導加算 6,000円 厚生労働大臣が定める疾病等及び厚生労働大臣が定める状態等の利用者に、退院日に訪問し指導した場合に算定
在宅患者連携指導加算
(1月につき)
3,000円 通院が困難な利用者を対象に、月2回以上医療関係職種間で共有した診療情報をもとに指導を行った場合に算定
在宅患者緊急時等カンファレンス加算
(1月につき2回)
2,000円 関係する医療関係職種等が共同でカンファレンスを行い、共有した利用者の診療情報を踏まえ、療養上必要な指導を行った場合に算定
ターミナルケア療養費 20,000円 主治医と連携をもとに在宅で看取りの看護を実施した場合に算定
3)その他の費用
項目 費用  
サービス提供にあたり必要となる利用者の
居宅で使用する電気、ガス、水道の費用
利用者の別途負担  
エンゼルケア 自費 21,600円(税込) 死亡時のご遺体処置
衛生材料 実費 ガーゼ・綿球・テープなど

【利用料金の例】

1)Dさんの場合
  • 80歳 女性 腎臓癌(末期)
  • 週2日(1回につき60分の訪問)
サービス内容
病状・全身状態の観察、疼痛管理、内服管理介護状態の相談と指導、医師との連携、他サービス提供者との連携 ほか
項目 金額
基本療養費 44,400円 5,550円×8回
管理療養費 12,400円 月の初日(1回目)
20,860円 2,980円×7回(2~8回目)
24時間対応体制加算 6,400円  
情報提供療養費 1,500円 (※必要時のみ加算)
合計 63,200円 10割の金額
  • ※1割:6,320円/2割:12,640円/3割:18,960円 (一の位は四捨五入)
  • ※病状によって、「2)その他の加算」が算定されます。
2)Eさんの場合
  • 76歳 男性 胃癌(末期) 経管栄養(胃瘻) 膀胱留置カテーテル 後期高齢者医療保険
  • 週5日(1回につき60分の訪問)
サービス内容
病状・全身状態の観察、留置カテーテルの管理、経管栄養、皮膚のケア、排便コントロール、疼痛管理、内服管理、マッサージ、口腔ケア、介護状態の相談と指導、医師との連携、他サービス提供者との連携 ほか
項目 金額
基本療養費 66,600円 5,550円×12回(週3日目まで)
52,400円 6,550円×8回(週4日目以降)
管理療養費 12,400円 月の初日(1回目)
56,620円 2,980円×19回(2~20回目)
24時間対応体制加算 6,400円  
特別管理加算 5,000円 留置カテーテル管理
情報提供療養費 1,500円 (※必要時のみ加算)
合計 199,420円 10割の金額
  • ※1割:19,940円/2割:39,880円/3割:59,830円 (一の位は四捨五入)
  • ※病状によって、「2)その他の加算」が算定されます。